日別アーカイブ: 2017年9月4日

NO SUGAR NO MILK

ブルックリン食堂が砂糖、ミルクを提供しない2つの理由とは…。

その1)一番大きな理由は、珈琲本来の大変良質な甘味や風味、酸味、香ばしさを楽しむ際に邪魔をしてしまうからです。

当店でご提供する豆は全国の有名ロースターの中から厳選に厳選したスペシャリティコーヒーの豆のみを使用しております。

スペシャルティコーヒーの流通量はコーヒー豆全体の流通量の約5%と言われ、

さらにその上のトップスペシャルティー、トップオブトップに関しては1%未満しか出回っていません。

当店ではこのスペシャルティーの中でも83、84点以上のコーヒー豆のシングルオリジンコーヒーを中心に取り扱っております。

 

厳選された大変良質な豆は、チョコや黒糖、バニラ、蜂蜜、など様々な印象の甘さを持ち合わせております。さらにオレンジ、ベリー、レモン、プルーンなど様々なフルーティーな印象も感じられ、アーモンド、カシューナッツ、クルミなど様々な苦味とは違うナッツ感のある香ばしさ、シナモン、ブラックペッパーなどのスパイシーな印象などを感じる事ができます。

上質な豆のみが持つ本来の甘さや香ばしさ、フルーティさ、などの風味や印象を砂糖やクリームを入れる事で台無しにしてしまうため(豆の個性を打ち消してしまうため)豆本来の持つ美味しさをさまたげる砂糖、ミルク、ストローの提供は一切しておりません。

それらの提供は例えて言うなら、高級寿司屋で上質な刺身が出てきた時に『すみません…焼いてもらえますか?』と言われる事と同等のショックがあります。笑

 

その2)珈琲=苦い、苦いのが珈琲の美味しさだ、苦いから飲めない、など珈琲本来の美味しさを知らずにいる方々に本当の珈琲の魅力について知って頂きたい!! COFFEEってこんなに美味しいんだ!! と言うことを砂糖ミルクを入れなきゃいけないと言う『固定観念や刷り込み』によって分からずにいる方々に知って頂くためにも砂糖、ミルク、ストローの提供を致しておりません。

 

*基本的にシングルオリジンコーヒーとは豆本来の個性を味わうものだと考えておりますので豆の個性を楽しむ際に邪魔をする『砂糖』『ミルク』『ストロー』などの提供は致しません。

上質な豆のみが持つ様々な甘みやフレーバーを思う存分感じてください。

 

『酸味のないコーヒーを…』と言われる件について/下記参照

『酸味の無いコーヒーを』と言われる件について

BROOKLYN SHOKUDOがストローを提供しない4つの理由とは…

ストローを使わずダイレクトに飲む!! これがBROOKLYN SHOKUDOのSTYLEです。

BROOKLYN SHOKUDOではストローの提供は致しておりません。(一部メニュー除く)

 理由は色々ありますが大きな理由として4つあります。

 

*時間に余裕のない方は『その3』だけでも読んで頂ければ幸いです。

 

その1)当店で提供するドリンクにおいて、抹茶に関しては純粋無垢100%京都和束産の正真正銘本物の宇治抹茶を使用しておりますので底に抹茶が沈みやすくなっております。市販品のシロップではなく、そのほとんどで自家製シロップを使用するため、どうしても比重の関係で底に沈みやすい傾向にあります。

ゆえに当店ではメイソンジャーに蓋をしてゆっくりと上下逆さまにしながら飲んでいただけるようにメイソンジャーでストローの提供なしのSTYLEを取っております。

また炭酸類に関しては長い間お話されたとしても炭酸が抜けにくいように蓋のできるメイソンジャーを使用しております。蓋をするたびにストーロー外してストローの置き場所考えて…ってめんどくさいですよね。

実は、メイソンジャー はお洒落だからとか、流行ってるから、とかそんな理由で使用しているわけではないんです。どうやったら美味しく飲んでもらえるか?を考え抜いた結果なんです。

 

それからアイスコーヒーに関しては、香りの重要な要素である珈琲オイルを生かすために通常ではあまり使用されない抽出方法により提供する場合があり、グラスの底に珈琲の微粉が沈んでいる場合があります。

そこにストローを入れて吸い込むと底に沈んだ微粉のみをダイレクトに吸い込んでしまうなど珈琲本来の美味しさを損なう恐れがあるためストローの提供はいたしておりません。

 

 

その2)ストローを使わない方が繊細な風味や味わいを感じやすく断然美味しく飲めるから。

ワイン通や珈琲通、食通の方々はよく分かると思うんですが、ストローを使わず外気を取り込みながら、口内全体に液体を行き渡らせるように飲むほうが、断然素材感を味わうことができます。(ワインや珈琲、お茶などの製品の品質を審査する際にストーローを使用することがないのはそのためです)

 

 

その3)そもそも必要ないモノにも関わらず、ただ単にドリンクを飲む時にはストローを使うものだと思い込んでしまっていて、そのことに個人個人がそろそろ気がつくべきではないかと考えています。

『地球の環境破壊を無くすには、地球から人間を無くすことだ』と言った人がいます。私たちの存在自体が環境破壊なんです。私たちに必要なモノは仕方ないとして…せめて本来私達にとって不必要なもので環境破壊が起きるような事態だけは最低限無くしていくべきではないかと考えています。

 

ここで面白いエピソードがあるんです。

当店は2015年にオープンして6年以上になります。ドリンクの提供時には一貫して『メイソンジャー の蓋を開けて直接お飲みください。』と一言添えて提供しても、毎日数名の方が『ストローもらえますか?』と言われるんです。『口紅がつくから…』『飲んでる時にこぼれるかも…』『氷があたる..』など色んなそれらしいことをそれぞれの方が言われるんです。

…でも、今度はまったく同じ『メイソンジャーの容器 』で提供するアルコールドリンクになると…  誰も『ストロー無いですか?』と言わないんです。『口紅がつくから…』『飲んでる時にこぼれるかも…』『氷があたる..』など誰一人として言わないし、何も言わずに提供しても『うわぁ〜お洒落〜』などと言いながらストロー使わずにみんな楽しそうに飲むんです。笑

面白いですよね。みんなソフトドリンクはストローで飲まなきゃいけないものでアルコールはストロー使っちゃいけないものだと、勝手に思い込んでるだけ(刷り込まれているだけ)なんです。でも知られて無いだけでストローで飲むカクテルも沢山世の中にはあるんです。

ほとんどの人々には必要のない『ストロー』にも関わらず、必要と思い込んで無駄に大量消費している訳なんです。

 

必要ないものを作り続けてきた『大飽和時代』へのアンチテーゼの意味も込めてブルックリン食堂の『STYLE』として提案しています。

 

 

 

 

その4)世界中で最も普及した不必要な製品のひとつで環境に悪いから。

 

*当店だけではなく、世界中の『ストローっていらないんじゃない?』って思った人々の記事。

 

以下記事抜粋

<ナショナルジオグラフィックス2017.04.20記事引用>

15億本、「ストローいりません」が米国で拡大中/鼻に刺さったウミガメを助ける動画で加速、海洋ごみ削減に向けた不使用運動

ストロー不使用運動では、他の運動と違って法律や規制を変えようとしているわけではない。ただ単に、ストローを出されても「ノー」と言う習慣をつけようと消費者に促しているだけだ。運動が成功するとしたら、この点が功を奏するかもしれない。

1930年代、ストローといえば、レストランにある炭酸飲料の機械のそばで見かけるくらいのものだった。それが今では、ごく当たり前のようにどこにでもある。だがその一方で、最も普及した不必要な製品のひとつでもある。世界でどのぐらい使われているかというデータはないが、米国立公園局によると、米国だけでも1日5億本のストローが消費されている。しかし実のところ、医療目的以外で飲み物や水を飲むのにストローは必要ない。消費者はストローを使うのが当たり前だと思うようになり、なければならないものだと思い込んでしまいました。本当は、ほとんどの人には必要のないものなのですが…

 

 

ノー・ストロー・デー(香港)/YOURPEDIA記事引用

ノー・ストロー・デー(No Straw Day)は香港において展開されている環境保全運動。顧客から特に要望さた場合を除き飲食店でのストローの提供を自粛する内容である。香港の環境保護団体である『環保触党」が行った香港の飲食店で消費されるストローの消費量調査を行った結果、大型ファーストフード店グループで使用されるストローの消費量は85,000本、香港内の青馬大橋の全長に匹敵すると報告された。このストローの消費量を抑制することで環境保全を行う呼びかけに応じた香港内のマクドナルド及びケンタッキーなどの大型ファーストフード店を中心に毎月第2・第4月曜日に実施されている。

環保触覚の代表を務める譚凱邦は、ノー・ストロー・デーを契機に人々の習慣が変わるのを期待すると述べている。

 

以上、ブルックリン食堂がストローを提供しない4つの理由でした。

 

 

 

最後に…

環境を気にしてオーダー時に『ストローいりません 』って店員に告げる女性がいたら、なんかカッコイイと思いませんか?

そんなカッコイイ女性が一人でも世の中に増えていけばいいなぁ〜と個人的には思っております。😁

今度は日本茶にもこだわって見ました。美味しい緑茶をどうぞ。

美味しい日本茶にこだわって探し求めてたどり着いたお茶とは…

当店は美味しいCOFFEにこだわって今日まで提供してまいりましたが、今度は美味しい緑茶にもこだわって提供したい…そんな思いから去年秋より3つのことにこだわって緑茶をずっと探し求めてきました。そして私達のこだわりに合致した茶葉をやっと見つけることができました。

『緑茶への3つのこだわり』

1:  一切ブレンドされていないこと(純粋無垢)

2:  生産地域、生産者がはっきりしていること

3:  茶畑直送であること

 

日本最高品質の茶産地のお茶『和束茶』

和束茶(わづかちゃ)とは、800年の茶作りの歴史をもつ高級茶産地、京都・和束町でとれるお茶のことです。
1キロ10万88円。
これは、今年京都の茶相場において落札された、日本最高そして史上最高の茶葉の卸価格です。
1キロ10万円ということは、100グラム1万円。
そして、この、日本最高・史上最高の価格をつけたのが、ここ、和束で生産された茶葉。 しかも、和束町はこの史上最高値、三連覇を達成している日本最高品質の茶産地です。

京都和束の上級煎茶『かぶせ茶』

『かぶせ茶』とは  栽培時に茶畑に覆いをかぶせて玉露と同様に被覆するんですが、かぶせる時間は玉露より短く、玉露のようなまろやかな旨味と、煎茶のようなすっきりとした渋みを併せ持つ。玉露と煎茶のいいとこ取りのお茶。

 

当店が使用している上級煎茶について

茶畑直送。市販されている茶葉の90%以上はブレンドや火入れ(香りづけ)されていますが、当店で使用している茶葉はそういった二次加工を一切せず、茶畑で取れたまんまの茶葉(荒茶)になるだけ手を加えていない茶葉を使用しています。ゆえに茶葉のみずみずしい香りが生きています。

 荒茶/茶葉が刻まれていないので大きい

 

『京都和束の上級煎茶メニュー』

かぶせ茶(京都和束産上級煎茶)¥500(120cc)

『かぶせ茶』の特徴

とろとろとしたコク、だしのような甘みとまろやかな渋み柔らかく緑鮮やかな茶葉が特徴。

 

旨味かぶせ茶(京都和束産上級煎茶)¥500 (50cc)

濃厚に抽出(50cc)して提供いたします。日本茶のエスプレッソのようなイメージでお飲みください。

名前の通り濃厚な旨みを感じます。人によっては昆布茶を飲んでいるような印象さえあります。

 

かぶせ茶コース(京都和束産上級煎茶)¥700

かぶせ茶を抽出方法を変えて3煎提供いたします。

・1煎目:旨味かぶせ茶 驚きの旨みをお楽しみください。

・2煎目:かぶせ茶 とろとろとしたコク、だしのような甘みとまろやかな渋みをお楽しみください。

・3煎目:かぶせ茶 すっきりとした甘み、ほのかに感じるフルーティな印象をお楽しみください。

・和束茶葉のおひたし:茶がらは、葉が薄く大きく、ほうれん草のおひたしのように鮮やかな緑色。茎も柔らか。

 

当店が使用している本抹茶について

当店の本抹茶のドリンク、本抹茶のパウンドケーキに使用している抹茶は全てクロレラ・着色料などの添加物は一切無添加なのはもちろん他産地の茶葉(海外、国内他産地の茶葉)も一切ブレンドしていない。純粋無垢100%京都和束産の正真正銘本物の宇治抹茶を使用しております。

可能な限り減農薬減化学肥料で育てられた京都府知事認定のエコファーマーの生産者が手がける茶畑直送の宇治抹茶です。収穫した茶葉までわかる。抜群のトレーサビリティ(追跡可能性)

*当店の本抹茶のドリンクは純粋無垢な和束産抹茶を使用しておりますのでグラスの底に抹茶がたまります。市販の抹茶シロップなどを使用すると瓶の底に溜まることはございません。メイソンジャーに蓋をしてゆっくり上下逆さにしながらお召し上がりください。(当店がメイソンジャーを使用してストローを提供しない理由の一つ)